Google ChromeでもFeedlyが使えるようになっていました

Google Readerのラッパーサービス、といえばよいのでしょうか。RSSリーダとしてのGoogle Readerの画面を、まるで雑誌のように見せてくれたり、ショートカット操作でブログエントリをさっと読むことができます。

FireFoxのExtensionからスタートして、Safariでも実装していましたが、最近Google Chromeにも対応した、という記事を見かけて、さっそく試してみました。もともとはFireFoxユーザなのですが、Windows7環境では、なんとなくGoogle Chromeをメインブラウザにして使ってみているので、Feedlyはどうしようかと思っていたところでした。

ただし、Google Chromeの公開安定バージョンではなく、開発者向けバージョンしか対応していないようです。これはFeedlyがGoogle Chromeが新たに導入するExtensionの機能を使っており、それが現時点では開発者向けのバージョンでしか動かないのです。

FeedlyサイトにGoogle Chromeでアクセスすると、「Get Feedly for Chrome」ボタンが表示され、インストール方法などの紹介ページに進むことができます。開発者バージョンのChromeのダウンロードページへのリンクもここに掲載されています。もし、Feedly for Chromeを使ってみたい方は、バージョンアップしましょう。私のところのChromeは、今のところとても快適に動いています。

バージョンアップ後、Feedlyサイトに再度アクセスし、紹介ページにあるインストールページをクリックします。すると、ダウンロードファイルが表示される左下のステータスバーに、Feedly Extensionのインストール確認が表示されますので「続行」を選び進みます。

インストールが終わると、アドレスバーの横にFeedlyアイコンが表示され、完了のダイアログが出ます。これで完了です。
Google Readerにアクセスし、ログインした状態で、アドレスバー横のFeedlyアイコンをクリックすると、まったく違うGoogle Readerが表示されていることでしょう。Feedの登録やカテゴリ(グループ)の追加、変更などもFeedlyからできます。
Feedly自体の詳しい使い方は、日本語ではまだあまりないようです。魅力はF.Ko-Jiさんのエントリがとても参考になります。
feedlyがすごい – Google Readerユーザーは試す価値あり
Google Chrome版のFeedlyは、他のブラウザバージョンとは異なり、右下に出るツールバーが表示されません。どうやら、近々大きな修正が入る模様で、それを他のブラウザで実装してから、新バージョンからChrome版も対応させるそうです。
さて、このFeedlyは、技術もそうですが、着眼点にとても関心があります。ビジネスモデルとしては、見ていて現在はおそらくAmazonのアフィリエイトくらいではと思うのですが、それでもこれで成立する可能性があることが、ベンチャーのワクワク感やウェブサービス周辺の面白さなのではと思います。こういうビジネスチャンス、他にもきっとたくさんあるはずで、着眼点(気づき)と技術で、新しいサービスをすばやく、とにかく作ってしまうことが、今後やらないと勝ち残って行くことはできないのでしょうね。