iPhoneアプリを作るプロセスにかかわっているのですが、開発中のアプリを自分のiPhoneで稼働させるには、開発環境からビルドしたファイルをAd Hoc配布で受け取ることで実現できます。
Windowsの場合、通常はそのiPhoneと紐づいたiTunesがインストールされている環境に「iPhone構成ユーティリティ」をインストールし、特定のiPhoneに対して稼働設定された証明書とアプリをそのユーティリティ経由でiPhoneにインストールします。
詳しいやり方はこちらのページが参考になりました。
iphoneアプリをAdhoc配信で貰った場合のインストール方法まとめ – 仮想化する僕たち
http://d.hatena.ne.jp/yositosi/20090724/p1
私の場合は、オフィスにあるデスクトップに紐づけてあるのですが、そうすると開発先などで打ち合わせをしながら、すぐに反映されたものをiPhoneに入れることができません。
もともとiPhone構成ユーティリティは、多数のiPhoneを同じポリシーを適用させたりといったことができなるはずなので、iTunesとの紐づけとは別に管理したいiPhoneを入れられるはずだから、紐づけとは別環境(たとえばラップトップPCなど)に入れる方法を探していました。
残念ながらiPhoneをラップトップPCにつないでもiPhoneを認識してくれません。端末情報を追加するには、*.deviceinfoというファイルでできるようですが、母艦のパソコンを探しても見つからず。
構成ユーティリティをみると、「書き出し」のメニューもあったので、母艦の構成ユーティリティを立ち上げると、iPhoneが接続されていなくても、デバイスリストにそのiPhoneの情報が入っていました。それを書き出すと「(iPhoneの名前).deviceinfo」が作成されました。
それを、ラップトップPCの構成ユーティリティにインポートすると、ばっちり認識するようになりました。
ただし、母艦経由でいれたAd Hoc配布のアプリの同期は取れないので、ラップトップ側の構成ユーティリティにてインストール済みのアプリをアンインストールし、新たにAd Hoc配布アプリをインストールしました。