HTMLメールは露出アップだけじゃなくソーシャルドライバになる

アメリカにて、お土産をWilliam-Sonomaというキッチンウェアのお店で買い物をした際に、メンバーズカードを作るか聞かれて、旅行者なので辞退したのですが、とりあえずユーザ登録をして、と言われてメールアドレスを(確か手書きで)残してきました。

その後、定期的に(週に数通のペースで)HTMLメールマガジンが配信されてくるようになりました。オンラインショッピングもあるけれど、わざわざ買うというところまではいかないのですが、キッチンウェアって写真などを見るだけでも楽しいし、日本にないものがよく載っていることもあり、なんとなく受信し続けています。タイトルを見て気になったら画像表示をさせて読む、という時もあります。

さて、今日そのメールマガジンが届いたのですが、その気になるタイトルの号だったので、表示してみたところ、その写真に圧倒され、つい誰ともなく見せたくなりました。

ふと見ると、メールの右上にFacebookとtwitterのアイコンがあります。さっそくfacebookアイコンをクリックすると、おなじみのFacebookの投稿画面がサムネイル画像とともに表示されたのでした。

メルマガをFacebookでshare

投稿後、自分のウォールを見るとリンク先が通常のウェブサイトではなく、メールマガジン用のページにリンクされており、クリックして進むと最初のメールマガジンと同じデザインのページが表示されました。

自分のウォールに投稿される

HTMLメールの内容と同じウェブページ

当たり前の導線のようにも見えますが、よくできていると思います。想像するに配信ツール側でFacebookやTwitterボタンを自動で挿入して、メール配信やウェブ表示用ページを生成していると思われます。動きは下記のようなイメージなのでしょう。

こういうツール、ちょっと地味に見えますが、配信オペレーションの手間とコスト以上のクチコミ効果を出しているだろうと想像します。