先日、Foursquareの公式ブログにて、Superuserのツールリリースと募集のお知らせがありました。
Growing our Superuser community | Foursquare Blog
http://blog.foursquare.com/2011/05/19/growing-our-superuser-community/
As our user base grows, we’ve been working on a better way to expand our Superuser community and give more tools to existing Superusers. Today we’re excited to launch an official Superuser application process. If you’re a perfectionist who loves proper grammar and spelling, if you twitch a little when you see a duplicate venue, or if you cringe at a venue with missing or incorrect information, we want YOU! Just fill out this application to apply (make sure you’re logged in to your foursquare account). Friendly tip: you should read our guidelines first!
Superuserは、いくつかのレベルがあるのですが、そのレベルに応じた権限にて、事務局に代わってVenue(スポット)情報のチェック、変更、統合などを行なうボランティアユーザです。応募フォームでは、名称や住所の記述ルールのテストがあり、それをクリアしないと応募が完了しないようになってます。
無事応募が完了してから、約2週間くらいして、Superuserになったよメールが到着しました。
新しく使えるようになったツールのURLとともに、改めて参照すべき情報などの説明がリストアップされています。
- House Rules: Foursquare内で守られるべきルール
- Superuser guideline: スーパーユーザの権限やツールの説明
- Style Guideline: 名称や住所などの記法ガイド
- Superuser forum: スーパーユーザ間で情報交換できるコミュニティ
すごい勢いでユーザが増え、登録情報量も爆発的に加速していると思いますが、そんな中でこうしたユーザパワーをうまく活用するのはとても重要なアプローチだと言えます。日本でも多くのユーザが利用していると思いますが、日本語のドキュメントが少ないですし、このSuperuser関連はまだ日本語環境がありません。このあたり、お手伝いできないかなぁと思っています。
そしてツールの方ですが、Foursquareにログインしている状態で指定のURLにアクセスすると、3つのツールが利用できるようになっています。右カラムのプロフィールには「Level 1」が表示されています。
残念ながら、やはり日本語でのツール提供はまだのようです。
- Confirm Address Changes: 一般ユーザからのタレコミ情報に基づいて、Venueの住所変更をチェックします。
- Fix Mislocated Venue: 「場所が違うよ!」フラグが立てられているスポット情報の場所を修正します。
- Fix Uncategorized Venue: 人気スポットなのにカテゴリがひとつもついていないものにカテゴリを付与します。
これ、確かにチェックインしようとして見たスポットの情報が違うとき、直したい!と思っても登録者(またはそのスポットの正式オーナー)じゃないと修正できず、もったいないなーと思うことが時々ありました。それをみんなで修正していくことで、より使いやすい、見つけやすい、わかりやすいスポット情報になっていくよう、お手伝いしていきます。特に、住所の記述が英語圏の書き方や分割の仕方で作られた情報登録フォームに対して、日本の住所情報をどう入力するのか、というのがわかりづらいし、名称なども日本語で入っていると、それが正しいかを確認するのは、やはりそのエリアにいる人がやるのが一番よいはずです。Superuser forumの中で日本のVenueをどう扱っているのか、あとで確認しようと思います。
また、これはこの画面を見て初めて気づいたのですが、右下のEndorseのところで、知り合いをSuperuserに推薦することができるようです。「類友」作戦ですね。
さらに2週間ほど、Superuserとして活動していると、次のレベル(Level 2)への応募ができるようです。せっかくなのでそれを目指してみます。