この2週間ほどハマっていたのですが、やっと気づいたのでメモです。
FileMakerでの集計レイアウトにて、小計を算出するのにソートが必要なのですが、ソートの対象に対象期間を呼び出す計算フィールドを使っていました。具体的には、1年を半期に分けて「前期」「後期」とし、それぞれの期間で合計などを算出させる設定をしていました。これがうまく出ず、そもそもソートが正しく出ていませんでした。
日本語でもちゃんとソートができる(「前」、「後」の場合は降順にすることでその順になる)のはテストファイルで確認していたのですが、原因は計算フィールドの計算結果を「テキスト」にしていなかったことでした。
「前期」「後期」というテキストを返す計算式を設定しているのですが、計算結果のデータタイプを明示的に設定しないといけない、ということです。
データのタイプは「テキスト」「数字」「日付」「時刻」などで、新規で計算フィールドを作成すると、デフォルトで「数字」が選ばれるようです。
数字データとして「前期」「後期」を扱おうとしてソートができなかったところ、テキストに変更して正しくソートされ、小計データも算出されるようになりました。
計算フィールドを作成するときは、計算結果のデータタイプの確認/設定を忘れずにする必要があります。