MacのコンテンツをBRAVIAで閲覧〜DLNA

リビングにあるBRAVIAがなんとなくスタンドアローンになっているのがもったいない、と思いつつ、ホームシアターシステムだけがつながっている状態でした。以前、別の部屋にあるハードディスクレコーダーのコンテンツ再生させようとして、レコーダーがDLNA非対応のため、そのままにしていたのですが、iOSの母艦になっているMacなら、DLNAサーバにぴったりのはず。サーバソフトを探してみました。

意外とたくさんあり、導入例も散見される中、フリーのTVMOBiLiを試してみました。

http://www.tvmobili.com/

マルチプラットフォームで稼働するアプリケーションで、MACの場合、イメージデータがダウンロードされます。マウントすると、インストーラーが立ち上がり、そのまま画面の指示通りに進んで、あっという間にインストールは終了します。

インストールが完了すると、DockにTVMOBiliのアイコンが登録されているので、クリックして起動させると、ブラウザ経由でコントロール画面にアクセスします。Macの場合は、iPhotoやiTunesのコンテンツフォルダを自動的に拾って、クライアント側からのアクセスが可能になります。

本当にこれだけでした。あとは、BRAVIA側からアクセスしてみます。

最初、通信設定のところで、接続サーバのテストを行なってみたのですが、見つけられなかったり、接続エラーとなってしまいました。MAC側のファイアウォール設定などを確認したのですが、特に問題ないようで、おかしいなと思いつつ、BRAVIAを操作していたら、いつの間にかちゃんと認識されて、写真や音楽のソースにMAC上のTVMOBiliサーバの名前が表示されていました。

ソースを選ぶと、フォルダ階層をドリルダウンしていき、アーティスト名やアルバム名などで絞り込み、曲を選ぶとデータをサーバから受け取って、程なく再生が始まります。

このとき選んだファイルは、たまたまMP3だったのですが、iTunesの標準ファイル形式がMpeg4で、m4aファイルはBRAVIAが非対応のようで、コンテンツとして認識しませんでした。

MP3はちゃんと再生します。

そういう意味では、BRAVIAのDLNAとMACの相性という観点だと、接続できてもメディアファイルを認識しないということでは、この組み合わせでは運用できなさそうです。ただ、DYNAMIC MEDIA ENGINEにはちゃんとBRAVIAが登録されているので、もう少し調べてみると、クライアントにあわせたファイル変換をやってくれそうです。

ひとまず、接続はちゃんとできました、のご報告でした。