ウェブサイトを運用している上で、アクセスログの解析データを見ることは、あらゆる立場のメンバーにとって重要です。過去のデータをみながら、これからのウェブサイトについて考えるとても大切なプロセスです。
Googleが提供するGoogle Analyticsは、無料で利用できる範囲において十分すぎる機能と分析ツールを持っており、個人だけでなく法人のウェブサイトにとっても使いやすいと思います。ユーザ登録後、指定の計測タグを自サイトに埋め込むだけで、翌日からデータが閲覧できるようになります。
WordPressでこの計測用のトラッキングタグを入れるいくつかの方法のうち、多くの方がプラグインを利用されているのではと思います。直接テーマ/テンプレートファイルに書き込んだり、トラッキングタグを登録できるオプション設定を予めもっているテーマもありますが、プラグインを使うとそれらに縛られることなく手軽に導入することができます。
このサイトもそうですが、私が使っているのは「Google Analyticator」というプラグインです。一時期Googleの仕様変更で使えなくなっていたのですが、バージョンアップによってよりシームレスに、手軽に利用できるようになりました。
管理サイトのトップページにこんなウィジェットも追加され、ログインした際に簡単に近況が見られるというのも便利なプラグインです。
前述のトラッキングコードの埋め込みは、コードをコピー貼り付けするのではなく、Google Analyticsへ外部アプリとして接続認証させ、認証コードを持って戻ってきたプラグインの設定画面上でサイトプロファイルなどを選択するだけで準備が完了するようになっています。
また、Google Analyticatorはトラッキングコードだけでなく、外部サイトへのリンクやファイルダウンロードといったページ閲覧ではない「イベント」と呼ばれるユーザーアクションの計測タグも自動的に挿入してくれます。
公式サイトやWordPress管理ページからインストールされるプラグインファイルには、日本語化ファイルが同梱されていないのですが、少し前のバージョンでの日本語化ファイルを作成され、公開されている方がいらっしゃいました。このファイルで全体の9割は日本語化されます。
私もその後のプラグインのバージョンアップ分を加えた現在の最新バージョン(Ver . 6.4.1)向けの日本語化ファイルを作りましたので公開いたします。今回はバイナリファイルだけでなく、moファイルを作る元になるpoファイルも一緒にアップしておきました。おかしいところなどがありましたら、PoEditなどを使って各自で修正することもできます。
GitHub: Google Analyticator / locatizations
ここにある「google-analyticator-ja.mo」ファイルをダウンロードし、プラグインのディレクトリ内にある「localizations」に入れると、設定画面やウィジェット内が日本語表示になります。
プラグイン作成者さんにもご連絡して収録していただくようにお願いしようと思っておりますので、そのうちもしかしたら最初から日本語化されるようになるかもしれません。
コメント
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[…] ▼日本語化 これやらないと英語分からない人は不便ですよね このプラグインには日本語化のファイルが配布されてますので、 ↓こちらからゲットしてください。 ワードプレスGoogle Analyticatorの日本語化ファイル […]
[…] T-PRO-FILE 2 tweets 1 share 1 user#WordPress プラグイン Google Analy… […]
[…] http://blog.falcon-space.net/2013/01/google-analyticator-6-4-1-ja/ […]
無事日本語に変換できました!素晴らしいファイルをありがとうございます。天才です!とても良いファイルだったのでサイトで紹介させていただきました。このサイトに回ってくると思います。
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