趣味で作った音源をFacebook上で公開したい場合、写真や動画と違ってプロフィールの近況アップデート(ウォール)上に投稿するメニューがありません。音源ファイルをFacebook上にアップロードする手段がないのです。
そこで、どこかウェブ領域にアップして、URLリンクを投稿すればファイルダウンロードしてもらえるということで、DropBoxというサービスの公開ディレクトリを利用してみました。もちろん、レンタルサーバなど、自分で管理できるウェブサーバ上でもよいと思います。
DropBoxには公開ディレクトリ(Public)という特殊なフォルダがあり、そのフォルダの中にあるファイルは固有のURLを持ち、インターネット上で誰でもアクセスすることができます。(逆に、制限をかけることはできません。公開してよいものだけをPublicにおくようにしないといけません。)
この公開ディレクトリにおいたファイルのURLは、連携しているパソコン(私の場合はMac)またはWeb上で取得できます。
- MacのFinderで
- Web上で
このリンクをFacebookの投稿フォームに貼り付け、コメントを追加するのですが、Facebookの機能でリンク先のコンテンツの内容を取得してサムネイルやリード文などをリンク先情報として自動挿入してくれます。
これがMP3ファイルだと、そのままブラウザの中で再生してくれるのですが、せっかく曲名やアーティスト名の項目があるのに、ファイル名から適当に類推したものが入力、表示されています。(または記法が決まっているのかもしれませんが、それに準じずにファイル名をつけていることもありますよね。)
なんだかもったいないな、と思いつつ、通常のウェブページのリンクであれば、サムネイル画像やリード文などの編集が投稿時にできるので、もしかしたらMP3ファイルのリンク情報も修正、加筆できるのではと思ったら、その通りでした。
蛇足ですが、試しにMP3を動画や画像のようにFacebookにアップロードしようとしたら、ちゃんとエラーが出ました。
MP3ファイルにはIDタグと呼ばれるそのファイルの付帯情報(曲名、アルバム名、アーティスト名、ジャンル、著作権情報など)を登録しておくことができるのですが、それを加えたMP3ファイルのURLリンク貼り付けでも、その情報をうまく読み取ってリンク先情報として反映してもらえませんでした。現時点では、上記のように投稿時に編集モードで変更、追記するのが唯一の方法だと思います。