なぜ自宅よりも外での作業の方が効果があるのか

フリーランスや自宅勤務などのワークスタイルで、自宅で終日仕事をする機会がある方も多いのではと思います。かく言う私も、今は打ち合わせなどの外出の他は自宅でのワークがほとんどですが、外出の機会にカフェに入って、そのまま議事録を作ったり、簡単なタスクに取りかかるようにしています。そのほうが効率的に進められることが多いと感じます。

スターバックスが好きで、外出先のロケーションからいくつかのお気に入り店舗を選んで入るのですが、

  • 電源の有無
  • 携帯電波またはWiFiの強さ
  • 適度のにぎやかさ

という基準で滞在するスポットリストがなんとなくできています。

自宅やオフィスの方が、通信環境や資料など、仕事モード環境としては優れているはずなのですが、こうした外出先(私の場合はカフェ)が時々あるのも良いようです。

ちょうど、なぜ外で仕事をしたほうがよいか、というのを紹介している記事が、SOHO系のブログエントリにありました。

Why Working Outside Your Home Can Save Your Business
http://smallbiztrends.com/2011/06/coworking.html

要約すると、下記の4つのポイントが挙げられています。

1.生産性を上げる

適度に騒がしくて、周りに人がいることで、自分の作業に集中できる、とのこと。

2.新しいアイディアを得る

人に会って話したり、街中で見かけたものなどから、新しいアイディアが生まれることもあります。行き詰まったときに、時間や場所を変えると、視点が変わって新しい気づきにつながることも。

3.社交性を身につける

外出先でのワークは、カフェに限らず、インキュベーションオフィスのような、他のビジネスパーソンが集まるところもあり、そこでは他のメンバーとの挨拶などを通して、新しい出会いやチャンスに巡り会うこともあるでしょう。東京だと「PAX Coworking」のイメージです。

4.バランスを見つける

自宅で仕事に向かっていると、時間や曜日に関係なく没頭することもあり、メリハリがなくなって、逆に効率が悪くなることも。場合によっては、効率だけでなく健康を害することもあり得ます。

作業管理の方法として、タスクごとに所要時間を設定し、タイムトライアル的に行なう手法がありますが、外出先でのワークは、時間や場所の制約を自分のタスク管理の一部として活用することで、より効果的にできるのでしょう。あるかな、と思って探すと、やはりシゴタノさんのところに関連するエントリーがいくつかありましたので、ご紹介しておきます。

カフェーではかどるオサレノマドワーカーになる
http://cyblog.jp/modules/weblogs/6330

カフェだと作業がなぜ進むのだろうか?
http://cyblog.jp/modules/weblogs/6381

参照した元エントリーのタイトルだと、外出先の方が自宅より効果があるように読めてしまいますが、私としては「外出する機会をうまく使って、より効率的に」というスタンスです。

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コメント

  1. 私も大塩さんと同じく終日自宅作業があるのですが、自宅にいて集中力が70%くらいにしかならないとき、残りの30%が悪さをして「読書したい」とか「少し休憩したい」誘惑に駆られます。”魔が差す”というか、自己管理が苦手なだけなんですけど(苦笑)。そんな時に近所のカフェを利用します。30%の空間が、カフェの程よいノイズによって埋められることで邪念が出てきません。それにいつまでもいる場所ではないので、カフェを立ち去る前に仕事を一区切り付けられるタスクを割り当て、効率と達成感を両得できるようにしています。

  2. Miki Nakatsuka より:

    なるほど~。そういえば、だいぶ前に家の近所のスタバで仕事する倉澤さんに会いました。鈴村君みたいな使い方してたのかもしれない・・・と気がつきましたわ。